・40代になってから、バストが下がってきた・・・。
・体重は変わらないのに、脇肉や背中の肉がついてきた・・・。
などなど思い当たることありませんか?
わたしは思い当たることばかりです・・・。
実は、これクーパー靭帯が鍵を握っているんです! それでは、早速バストにとって重要な役割を担う【クーパー靭帯】についてみていきましょう!
【クーパー靭帯】が切れたり伸びたりするとどうなる?再生はできるの?
クーパー靭帯とは?
【クーパー靭帯】とは乳頭、大胸筋、皮膚とつながったコラーゲン繊維でできている結合組織です。
胸全体を包み込むように張り巡らされ、胸を乳腺や脂肪を吊り上げるように支えています。
クーパー靭帯の働きによってツンと上向きのきれいなバスト、重力に負けないバストを維持してくれているんです!
クーパー靭帯が伸びる、切れる原因
バストを支えてくれているクーパー靭帯ですが、年齢と共に伸びたり、負荷をかけることによって切れたりします。
では、どんなことが原因で伸びたり切れたりするのか、見ていきましょう。
① 姿勢が悪い
② 激しい運動
③ ノーブラでいる時間が多い
④ 加齢による変化
⑤ 自分に合わないブラを着けている
今はスマホの時代です。
スマホを見る時は、意識して姿勢を正さないと猫背になりがち!
この猫背が、【クーパー靭帯】に負担をかけます。 前傾姿勢では大胸筋の土台による支えがなくなります。
クーパー靱帯のみで支えているような状態になるので、負担も大きくなります。
テニス・ジョギング・バスケットなどの身体が大きく跳ねる運動は、クーパー靭帯に大きなダメージを与えます。
ジョギングなら、そんな激しい運動ではないから大丈夫と思うかもしれませんが、それは間違い。
身体が上下する運動に、クーパー靭帯は耐えられません。
日中はブラを着けている方が多いと思いますが、夜にブラを着ける習慣の方はまだまだ少ないのではないでしょうか?
実は、夜にノーブラでいることで、クーパー靭帯に大きな負担がかかっています。
夜寝ている時に何故、クーパー靭帯に大きな負担がかかるかは、詳しくは下記の記事で解説しています。
↓ 【ナイトブラ】って何?日中にナイトブラをつけたらダメなの?
ノーブラで過ごす時間が長ければ長い程、クーパー靭帯に負担がかかってしまいます。
(実は、私もお風呂から上がったら、ノーブラ派でした。 でも、ノーブラでいることの怖さを知り、今ではお風呂から上がったらナイトブラを着けるようになりましたよ。)
なかなか現実を受けとめるのは辛いですが、30代後半くらいから加齢による身体の変化がじわじわと出てきます。
二の腕だったり、お腹だったり。 徐々にたるんできますよね。
二の腕と同じように、クーパー靭帯も加齢により、伸びて損傷を受けます。
残念ながら加齢は止められません。
最近、ブラを着けていると、違和感を感じることありませんか?
- ブラのアンダーの締め付けが急に苦しくなってきた。
- ブラのカップが余っている。
- 背中のお肉が段々になっている。 etc..。
実は、これブラのサイズが自分と合っていない為に起こる症状です!
このような状態ですと、身体にも悪影響を及ぼしますし、クーパー靭帯にも負担がかかります!
クーパー靭帯が伸びる、切れるたらどうなる?再生できるの?
クーパー靭帯は、筋肉のように伸縮性のあまりない組織なので、負担がかかると伸びたり切れたりしてしまいます。
負担がかかる原因は、上記に書いた5点が原因です。
クーパー靭帯が伸びたり、切れたりした時に痛みなどもないので、いつ切れたり伸びたりしているのかも分からないんですね。
でも、いつの間にかデコルテ部分が寂しくなった、胸が小さくなってきた!というのは、クーパー靭帯が伸びてきているの証拠です!
残念ながら、クーパー靭帯が切れてしまうと、元に戻ることはありません。
しかーし、 伸びただけならまだ改善の余地があるんです!
クーパー靭帯を守るためにできることは何?
① 意識して姿勢を正す
② 運動をする時は、スポーツブラをつける
③ ナイトブラを着ける
④ ブラを自分に合ったサイズのものにする
クーパー靭帯を守る方法① 意識して姿勢を正す
姿勢って意識しないとなかなか伸びていないものです。
立っている時は、背筋をピンと伸ばし、お腹に力をいれましょう。
また、座っている時は、座椅子など使わずに腰で支えるように座りましょう。
その時も背筋を伸ばし肩の力を抜いて下さいね♪
クーパー靭帯を守る方法② 運動している時はスポーツブラを着よう!
激しいスポーツをする方は、スポーツブラをつけて、バストをしっかり守りましょう!
普通のブラでは、激しい運動からバストを守れません。
クーパー靭帯を守る方法③ ナイトブラをつける
特に40代以降はノーブラの時間が長いと、バストを守ってくれるものがないので、バストの脂肪が下垂したり、横流れします。
なので、日中だけでなく、夜もしっかりバストを左右の重力から守ってくれるナイトブラをつけましょう!
40代以降のナイトブラは、通常ブラジャーよりカップサイド(脇部分)を高く設計されたものがおススメです。
しっかり脇肉や背中のお肉をキャッチしてくれ、バストラインを綺麗に見せてくれます。
わたしが、おすすめのナイトブラ三選はコチラです!
昼夜兼用ナイトブラTOP3
クーパー靭帯を守る方法④ ブラを自分に合ったサイズのものにする
クーパー靭帯が痛む原因の1つに、ブラのサイズがご自分に合っていないことがあります。
アンダーの締め付けをそのままにしておくと、締め付けで自律神経が乱れたりします。
それ以外にも、ハミ出したお肉が固定されるという怖いことが起こります。
ですので、自分にあったブラを選ぶことはとても大切です!
下記記事に、ブラの正しい選び方の記事を書いています。ご参考になれば幸いです。
↓ バストを自分で測ると小さくなるのは何故?【正しい測り方】で自分ブラを見つけよう!
【クーパー靭帯】が切れたり伸びたりするとどうなる?再生はできる?まとめ
クーパー靭帯は、バストをつんと上向きに支えてくれる重要な存在です。
しかし、加齢とともにクーパー靭帯は、伸びてたり切れたります。
クーパー靭帯は一度切れたら残念ながら元には戻りませんが、伸びるのは予防することが可能です!
クーパー靭帯が伸びるのを防ぐ方法は、
① 意識して姿勢を正す
② 運動をする時は、スポーツブラをつける
③ ナイトブラを着ける
④ ブラを自分に合ったサイズのものにする
の4つになります。
バストが気になり始めた今がチャンスです!
是非、クーパー靭帯が切れたり伸びたりするのを予防しましょう!
今のケアが、10年後20年後のバストに繋がっていきます。
一緒に、毎日のバストケアを頑張りましょう!
そして、素敵なシニアの女性になりたいですね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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